盛岡駅と町の中心部をつなぐ「開運橋」。転勤で盛岡にやってきた人は「こんな遠くまで来てしまった」と泣きながら渡るものの、盛岡人の温かさと優しさに触れ、去るときは盛岡の町を離れる寂しさに泣くと言われ、「二度泣き橋」の名もあります。橋は人と人をつなぐ架け橋でもあり、人やモノの行き来が生まれることで新しい文化も生まれていきます。コロナ禍でインバウンド消費がオンラインへシフトする昨今、注目を集める取引形態「越境E C」。新しいビジネス手段であると共に、岩手の文化を広く世界に発信する架け橋としても、有効に活用したいものです。